現行のシステム

とりあえず現行のシステムと以前の使用機種のインプレを書いてみたりしようかな。

Main Speaker:KEF Q10
ブックシェルフサイズのスタジオモニター。だが別にスタジオでよく使われたわけではない。
UniQドライバーと呼ばれるコアキシャルユニットによる1ドライバー2ウェイ構成。
その特徴はなんといってもUniQによる音像定位の良さ。小型であることとあわせハンドリングを容易にしている。
イギリス製らしい落ち着いた音色と、コアキシャルユニットによる優れた音像定位が特徴。
ブリティッシュサウンドの代表格と言えるTANNOYに比べると音色は派手だが、JBLやEVなんかに比べれば随分落ち着いている。
また意外にレンジが狭い。低音は無視したほうが良い。そんなものはないのである。
薄く軽いためどうしても箱鳴りが起こってしまうのは仕方のないところと割り切るべきか。
販売価格がペアで\50k程度だったことを考えれば、いい出来の製品。
日本での代理店はラックス。

AV Amplifier:Marantz PM700AV
安さだけが特徴。音は低音の不足と高音の伸びのなさが大問題。
あとセレクターICに根本的な問題があり、VDPポジションを選ぶと音声がCDを選んでしまう。
一度修理してもらったが、半年でまた壊れた。
ただマランツの営業はすばらしい。無料で修理の回収、配達をしてくれた。マランツ、万歳!!
Yamaha DSP-R992
うちのもらい物路線の代表格。
実はたいした音が出ない。Yamahaらしい素直なサウンドと言えるかもしれないが、別に何の特徴もないのである。
友人宅でYamaha製プリメインを聞いたことがあるが、そこではトーンコントロールをすべて吹っ飛ばしていてかなり感じのいい音が出ていた。
まあサラウンド再生を基本としているAV Amp.でコントロール系を飛ばすことは出来ないんだけど...
リモコンは有名な使えないデザイン。なぜにこんなデザインを採用したのか、よく分からない。

CD Player:Technics SL-PS860
MASH方式のD/AConverterが特徴。
良くも悪くもMASHの音がする。
レンジ感は悪くないが、高音にヒリヒリした感じがあり耳障り。要するに歪んでいるということだが。
ノイズフロアも高め。あとトランスポーターの回転音が聞こえるのはペケ。
しかし発売当時('94頃)のエントリーモデルとしては、悪くない。
POPSを背伸びせず気楽に聞くなら、いいモデルだと思う。

DVD Player:Sony DVP-S7000
SONY DVD Playerの第1号機であり、DVD第1世代のリファレンスプレイヤーでもある。
映像は現在でも通用する安定度を誇るが、音質はちょっとsonyらしすぎるか。
(注:ここで言うsonyらしさとは、一般的に言われているドンシャリサウンドと理解してよい)
最大の特徴は独特の形状を持つリモコン。ただその操作性は高くなく、後継機S7700では通常のものに変更された。
ちなみにS7000シリーズ以降は、フロントドアの開閉システムも廃止された。
うちの機械は違うが、1stロットはDIPの切り替えでほとんどユニバーサルプレイヤー化するという笑えない仕様であった。

LD Player:Pioneer CLD-616
部屋にTVもなかった高校時代に買ってしまったLD Player。かなりアホなわたし。もちろんその時にDiskは買ってあったのだが...
当時ラインナップ上では両面再生機の中間という微妙な位置付けであった。
そのためか映像も音声もすごく中途半端。良くもなく悪くもなく。
MultibitDACだった気がするが、詳細は忘れてしまった。
10年選手となる前にトランスポートがぶっ壊れ、うちでは数少ない粗大ごみとして処分。今考えれば写真くらい撮っておけばよかった。
Pioneer CLD-R5
現在のLD Player。どうしてもLDが観たくなったので手持ちで買ってしまった。
なのに616よりも画像がいい。音声は新しい分洗練されてはいるが、安い使っているパーツのせいもありたいしたことはない。

TV:Sony KV-28FW2
BSTuner内臓のワイドTV。何の付加機能もないオーソドックスなエントリーモデル。
解像度、色再現はあまり良くない。
まあエントリーらしいといえば、それまで。
Sony KV-14GP1
大学入学時初めて買ったTV。Monitorとして14型は設計しやすいため、実に無難な印象がある。
Torinitoronなので黒はいつも通りダメ。色ノリは濃い。他社の14型TVに比べ、当時完全に1歩抜きん出ていた。
まあこの程度のものに、何を求めるんだと言われればそれまでだが。

S-VHS VCR:Victor HR-V3
現在居間に鎮座ましましているVCR。一番長い間メインデッキとして存在していた。
手元に来たとき既にO.H.が必要な状態だったが、無視。
前オーナーから「新品買ったほうが安い」と言われ、結局そのままだった。
しかし本来のスペックならば、でかい筐体はともかく安定した画像を出す。
3次元Y/Cやノイズフィルター、TBCなど現代的な機能はなし。チューナーは合格点以下。
MITSUBISHI製チューナーの方が、キレがあって好み。
Victor HR-X5
NS7000との物々交換で我が家にやってきた、かつてのフラッグシップ。
でもまだなあんにも繋いでないのだ。ってことでフォローは後日です。

Hi8 VCR:Sony EV-FH10
我が家に最初にきたHi8 VCR。ここからある意味不毛なHi8ロードがスタート。
走行系がやわく、ノイズがバリバリ。
高級機を使えばそれなりの再生画像が得られるので、本機の再生系に問題がある。
既にO.H.が必要なため、現在お蔵入り。
Sony EV-NS7000
現在のHi8メインVCR。NS9000からPCMを抜き、パーツを低価格化した中堅機。
実働数千時間を越えており、要O.H.。
NS9000を買ってからO.H.しようかと思っているが、そんな金が出ず現在サブデッキ扱い。
<2001,7>
中古で購入からはや2年。ついに永山へ里子に出されてしまいました。先方ではどうやら頑張っているようで...。良かった。
Sony EV-NS9000
近くのBOOK OFFで\25Kという相場を無視した('01当時)大安売りで手に入れた一品。その後すぐに買いにきた兄ちゃんはご愁傷様である。
SONY Hi8VCRの最上位機。(のはずだが実はそれほどでもない)
たださすがに現状渡し故、初手からノイズが。要O.H.なのである。一応現在のサブVCR。

D-VHS VCR:Hitachi DT-DR3000
現在のメインVCR。
記念すべきD-VHS初号機。実は完成度が高く、Hitachi久々のスマッシュヒット。
操作性やデコーダーFanのうるささなどに加え、内蔵チューナーがクズ。音声にノイズがのるし、発色もよくない。
しかし通常のS-VHSメディアでD-VHS録画ができるのは大成功。Sの120テープで、D4時間。
早い段階で販売価格が下がったこともあり、結果的にC.P.が高いものとなった。

Beta VCR:AIWA AV1000M(?)
個人的に使用した初のVCR。それがBetaと言うのが泣かせる。しかしHiband Betaは、今でもいいフォーマットだと思う。
安定した画像と音声は未だ他のdeckに比べても遜色ないものなのだが、走行系の故障でお蔵入り。直してもどうせすぐ壊れるし...
さらに現状ではheadのO.H.もままならないとくると、ちょっと実用性は乏しい。